ガーデニングライフ 2016.08.18

おいしい! かわいい! 庭で手軽に果物を実らせよう

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さまざまなフルーツが実りの季節を迎える秋。近所の庭に、たわわに実る果樹を見かける機会も増えるのでは。

緑の葉の間に、丸く、色鮮やかに実る果実は見た目にも可愛らしく、華やかに庭を彩ってくれるもの。栽培は簡単ではないと言われるけれど、我が家の庭でもチャレンジしたいと思ったら、初心者にも育てやすい樹種を選んで、苗から試してみませんか?

 

鉢のままでも育てられる“ベリー系”

果物の木 ブルーベリー

比較的育てやすい樹種としてまず挙げられるのがベリー系。

苗を購入してから初収穫まで数年かかるものも多い果樹木の中で、数か月で実がなる一年草のストロベリー、2、3年生のポット苗を買えば翌年から収穫できるブルーベリーなどは、初めてでもチャレンジしやすいでしょう。

ストロベリー、ブルーベリーとも、鉢植えでも育てられるので、虫や鳥などに果実を狙われる心配のない室内飼育にすれば、より育てやすいと言えます。ただしその場合は、サンルームや南抜きの窓際など、日中しっかりと日光が当たる場所で、ときどき鉢を回転させてまんべんなく日光を当ててあげましょう。

ストロベリーは比較的小さな鉢での栽培が可能。ブルーベリーも低木でコンパクトな樹種ではありますが、1本では受粉しにくいので、実付きをよくするためには2本以上セットで育てる必要があります。

 

甘くないから育てやすい“かんきつ系”

果物の木 レモン

屋外で育てる果実の栽培に手のかかる要因の一つが、虫や鳥への対策。甘くやわらかく、香り高く熟していく果実では、まだ小さく固いうちにひとつひとつ袋がけをしてあげることが必要になります。その点、すだちやレモンなどの甘みのないかんきつ類なら、この手間は不要。

また手間だけでなく、袋がけしないことで、常緑の樹木にツヤのある黄色や薄緑色のまるい果実が実り日々大きくなっていくのを鑑賞できる楽しみも! 5、6年生のポット苗を買えば、翌年から収穫できます。

 

その他果樹の栽培に共通して重要なのは、栄養豊富な土と日光と十分な水やりなど。収穫という楽しみを励みに、果樹栽培にチャレンジしてみませんか?

 

ブロックの活用方法をいろいろ紹介しています。

 

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