ガーデニングライフ 2016.05.24

ブロック塀に苔でアートを! モスグラフィティをDIYしよう

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「モス」は英語で苔のこと。モスグラフィティは苔を使ったウォールアートです。塀や壁に、苔で文字や絵をかけてしまう楽しいアイディア。ガーデニングのひとつとして楽しんでみませんか?

 

自然の素材でアートを

ペンキやスプレーを使ったアートは手軽ですが、子どもと一緒に楽しむには化学物質が心配です。一度描いてしまったら消すのも難しいですよね。

モスグラフィティは自然由来のものなので、人にもお庭の植物にも優しくアートを楽しめます。苔はもちろん植物として成長しますので、その変化も楽しみのひとつ。

無機質になりがちなブロック塀も、グリーンを添えることでお庭に自然になじんで見えます。

 

モスグラフィティのもとを作る

参考:wiki How/How to Make Moss Graffiti
 

必要な材料は以下の3つです。

・苔 ひと握り
・砂糖 小さじ1/2
・ヨーグルト 2カップ
・水 2カップ

苔は木の幹や軒下に生えているものを使用します。水道の水を流しながら、苔についた土を落としておきましょう。

3つの材料をミキサーなどに入れて攪拌(かくはん)します。使わなくなった古いミキサーを使うか、安いフードプロセッサーをガーデニング用に1台用意することをおすすめします。

 

ハケで塀に描いていく

できるだけ日の当たらない塀や壁に、モスグラフィティのもとをハケで塗っていきましょう。

1週間くらいおきに苔の様子をチェックして、必要ならモスグラフィティのもとを塗り重ねてください。1カ月もすればモスグラフィティが楽しめるようになりますよ。苔は乾燥に弱いので、乾いてしまいそうなときは霧吹きで湿らせてあげてくださいね。

モスフィラフィティを消したいときには、苔をけずりとります。くり返し生えてくるときには、ライム果汁を吹きかけると徐々に薄くなっていきます。

 

アプローチや花壇にも

モスグラフィティはブロック塀だけでなく、アイディア次第でガーデニングに広く取り入れられます。アプローチの両側に模様を描けば、より華やかな道ができますね。

花壇を縁取るブロックに文字を入れるのもおすすめ。誰が植えた花壇なのか、何が植えられているのかを、プレートではなく苔で書いてみませんか? 子どもと一緒に花壇をつくって、ブロックに自分の名前を書いてもらいましょう。自分専用の花壇に、子どもも夢中になってくれますよ。

 

おうちにある材料で、簡単自然にやさしくできるアート「モスグラフィティ」。さっそくチャレンジしてみませんか?

 

ブロックの活用方法をいろいろ紹介しています。

 

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