ガーデニングライフ 2016.03.31

エクステリア計画の基本をチェック! 便利に暮らす計画を立てましょう

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近年は、新築の際にエクステリアの計画分も含めて予算立てをする事が当たり前になりました。かつて、ほとんどの新築で「エクステリアは後日お金ができたら」と後回しにされてきましたが、それだけ世間からの関心が深まってきたことを感じさせますね。

 
今回は、身近になったエクステリアの計画をする際の基本的事項をお伝えします。これからエクステリアの計画をされる方は、ぜひご一読くださいね。
 
 

エクステリア計画の基本をチェック

まずは外周部の箇所ごとに、エクステリア計画における基本事項を確認していきましょう。
 
【フェンス、門扉】
近隣の状況や、防犯に配慮して設置しましょう。見通しの効くもの、簡単に乗り越えられない高さにすることで防犯に有効ですが、家が大通りに面している場合などは視線を遮るものを選ぶとプライバシーを守れます。
 
塀やフェンスを設けない、オープンスタイルのエクステリアも主流になってきていますね。
近隣やお住まいになる方の状況に応じて選定しましょう。
 
 
【塀】
積組用コンクリートブロックやRC造など、構造も仕上げも様々です。エクステリアに掛けられる予算やお好みに応じて検討しましょう。
 
設置する際は耐震性に配慮した上で、防犯性に配慮した見通しの効くデザインにできると良いですね。
 
 
【アプローチ】
エクステリアの計画において、敷地境界~玄関までの通路をアプローチといいます。床面は、雨でも滑りにくく転びにくい材料で舗装を行いましょう。
 
段差や階段を設ける場合は手すりを予め設置できるといいですね。スロープは1/15以下の緩やかな勾配になるようにして、こちらも滑りにくい仕上げを行い、手すりを設置しましょう。
 
 
【ポスト】
玄関から近く、雨に濡れずに郵便物が取れる場所に設置することが理想的です。
多様なデザインがあるので住宅とのコーディネートを楽しみましょう。ポストや表札が組み込まれた「機能門柱」も比較的安価で人気です。オープンスタイルのエクステリアには特に適しています。
 
エクステリア2
 
 
【車庫】
奥行き5.0m×幅2.5mは確保したいところですが、所有する車や、駐車場の重要性、将来の計画によって広げる・狭める等検討しましょう。
 
カーポート屋根を取り付ける際は建築面積に算入する必要がありますので、エクステリアの計画以前に予め配慮することが必要です。
 
 
【庭】
お住まいの方のニーズに応じて、植栽や雑草などの手入れを楽しむスタイルにするか、手入れの必要がないメンテナンスフリーのスタイルにするかを検討します。
 
エクステリアに掛けられる予算と、要望に応じて自由に計画を楽しみましょう。
 
 
【照明】
アプローチは家族や来客を迎え入れる明り、死角には防犯ライト、駐車場や作業が伴う場所には適した照明をそれぞれ計画しましょう。LEDは虫が付きにくいメリットもありますのでエクステリアの照明にはとてもおすすめです。
 
 
【植栽】
見た目や手入れを楽しむのはもちろんのこと、境界に沿って計画することで防犯やプライバシーの確保にも役立ちます。
 
シンボルツリーやグランドカバーなど、お住まいになる方の好みと、家との相性を合わせて計画しましょう。
 
 
【外水栓】
外水栓には、立水栓と散水栓があります。外水栓は使用用途に適した邪魔にならない位置に計画しましょう。ペットや小さいお子さんのいるご家庭はお湯の必要性もよく検討しましょう。
 
 

エクステリアの計画で大切なことは使いやすく、安全で、美しいこと

エクステリアの計画をする際に、もし迷われることがあれば「使いやすいか? 安全か? 美しいか?」の視点からチェックをして、より優れた選択肢を選んでみると更に良いエクステリアができあがるはずです。
 
使いやすくなくては住みづらくなりますし、エクステリアが美しくなければ住んでいても楽しさは半減です。そしてお住まいの方に危険が及ぶことのないように、エクステリア計画において、安全であることは一番大切なことです。
 
 
 
ぜひ使いやすく、安全で美しいエクステリア計画を行って、お住まいをより豊かに、快適に素晴らしいものにしてくださいね。
 
ブロックの活用方法をいろいろ紹介しています。

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